小児歯科

幼児の歯は大人の歯より白い?!

みなさん、こんにちは! 彩都の歯医者さん、くになが歯科医院です。今日は乳歯についてお勉強しましょう。

「歯が黄色いけど大丈夫?!」

幼児の歯を見た後、自分の歯を見て『黄色いな』生え替わり途中のお子さまの歯を見て『隣の乳歯より歯が黄色いけど大丈夫かしら』と感じたことはありませんか。

心配いりません。いま見えている歯の色はエナメル質の下にある象牙質の色が見えている状態で、エナメル質は透明なので、その下にある象牙質の色が透けて見えているからなんです。

永久歯の象牙質の方が乳歯よりも構造上黄色味が強いから、永久歯が黄色っぽく見えてしまいます。それに加え、日本人は黄色人種なので余計に乳歯の方が白っぽく見えます。

「乳歯は生え変わるし少しくらい虫歯できても大丈夫?!」

「乳歯は、どうせ永久歯に生え変わるから少しくらいむし歯になったって大丈夫だわ。」と思ってませんか。それは危険です!同じお口の中の環境で永久歯が生えるため、最初から永久歯がむし歯になりやすい環境が出来上がってしまいます。

「油断は禁物です!!」

乳歯のうちからむし歯にさせない丈夫な歯を育てる必要がるのです。生え変わる前からしっかりと口腔内ケアを行い定期的に歯医者さんに見てもらいましょう。

みなさん、この情報が乳歯についての理解を深める手助けになれば幸いです。次回は、別のテーマでお会いしましょう。それでは、健康な歯で笑顔溢れる日々をお過ごしください。

彩都の歯医者さん くになが歯科医院
茨木市彩都あさぎ2丁目1-9
☎︎ 072-643-4185

関連記事