みなさん、こんにちは! 彩都の歯医者さん、くになが歯科医院です。最近、「口が乾燥する」「喉が渇く」「話しにくい」といったお悩みを抱えている方が増えています。口の乾燥(ドライマウス)は、放置すると虫歯や口臭、口内炎の原因になることも。そこで今回は、口の乾燥の原因と対策について詳しく解説します。
『口の乾燥の主な原因は?!』
1. 加齢による唾液分泌の低下
年齢を重ねると唾液腺の機能が低下し、唾液の分泌量が減少します。特に高齢の方は、口の乾燥を感じやすくなります。
2. 薬の副作用
抗うつ薬、抗アレルギー薬、高血圧の薬などの一部には、唾液の分泌を抑える副作用があります。服用している薬が原因の場合は、医師や薬剤師に相談してみましょう。
3. ストレスや緊張
ストレスがかかると交感神経が優位になり、唾液の分泌が減少します。仕事や人前での発表時に口が渇く経験がある方も多いのではないでしょうか。
4. 口呼吸
鼻詰まりや習慣的な口呼吸により、口の中が乾燥しやすくなります。特に睡眠中に口を開けていると、朝起きたときに口の渇きを強く感じることがあります。
5. 水分不足
単純に水分摂取が足りていないと、体全体の水分量が減り、唾液の分泌も少なくなります。コーヒーやアルコールの過剰摂取も脱水の原因になるので注意しましょう。
『口の乾燥を防ぐためにどうしてらいいの?!』
1. 水分補給をこまめに
1日1.5〜2リットルの水を目安にこまめに水分補給をしましょう。カフェインやアルコールを控えめにすると、より効果的です。
2. 唾液の分泌を促す
・ガムを噛む(キシリトール入りがオススメ) ・酸味のある食べ物(レモンや梅干し)を取り入れる ・よく噛んで食べる(咀嚼回数を増やす)
3. 口呼吸を改善する
鼻呼吸を意識し、寝るときに口が開いてしまう場合は、口テープを使用するのも一つの方法です。鼻詰まりがある場合は耳鼻科を受診しましょう。
4. 部屋の湿度を調整する
乾燥した環境では口の渇きが悪化します。加湿器を使い、室内の湿度を50〜60%に保つようにしましょう。
5. 保湿ケアを行う
口腔保湿ジェルやスプレーを使うことで、口の中の乾燥を防ぐことができます。市販のものでも効果が期待できますので、試してみてください。
6. 定期的に歯科検診を受ける
口の乾燥が続くと虫歯や歯周病のリスクが高まります。定期的に歯科医院でチェックを受け、適切なケアを行いましょう。
まとめ
口の乾燥はさまざまな原因によって引き起こされますが、日々のケアで改善できることも多いです。気になる症状がある方は、ぜひ今回の対策を試してみてください。それでも改善しない場合は、歯科医院や医療機関に相談することをおすすめします。
当院では、口の乾燥に関する相談も受け付けておりますので、お気軽にご相談ください!
次回は、別のテーマでお会いしましょう。それでは、健康な歯で笑顔溢れる日々をお過ごしください。
彩都の歯医者さん くになが歯科医院
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