みなさん、こんにちは! 茨木市彩都の歯医者さん、くになが歯科医院です。今日は「妊娠性エプーリス」についてお話ししたいと思います。
『妊娠性エプーリスってどんなの?!』

妊娠性エプーリスは妊娠腫ともよばれ、不適合な修復物や歯石の刺激が原因でおこります。
妊娠によるホルモンバランスの変化が発生に大きく関与していると考えられています。
発生する場所は、上顎前歯の歯と歯の間の歯茎に多くみられ、病理組織学的には血管腫性エプーリスの事が多いです。
『治療法はあるの?!』

妊娠性エプーリスは、出産後、ほぼ自然消退します。
そのため、不適合な修復物を除去したり、炎症を起こす歯石を取って経過を観察します。
『予防方法はあるの?!』

セルフケアは、極力、歯面と歯肉溝のプラークを減らすことが大事です。
エプーリスの部位は隣接部歯肉内にプラークが残りやすいので、歯ブラシとフロスを併用した清掃が必要になります。
その際、出血が伴うことが多いが、気にしすぎてプラークを残すと、炎症性刺激が持続し、エプーリスが治癒しなかったり、再発するので注意が必要です。
歯磨きを終えた後、薬用の洗口液を用いるのも効果的です。
妊娠すると市の妊婦歯科健診を受けますが、虫歯の有無、親知らずが妊娠中痛くならないかなどもチェックするのですが、
大きな目的は歯周病による早期出産や低体重児での出産を防ぐことです。
妊娠安定期に妊婦歯科健診をお受けくださいね。
くになが歯科医院では、低刺激の洗口液や歯のケア用品もリーズナブルな価格で多数ご用意しています。お気軽にご来院ください!
次回は、別のテーマでお会いしましょう。それでは、健康な歯で笑顔溢れる日々をお過ごしください。
茨木市彩都の歯医者さん くになが歯科医院
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